モバイルファーストインデックス
モバイルファーストインデックスとは、デスクトップ版ではなくページのモバイル版を、クロール、インデックス、ランク付けの基準として使うGoogleの方針です。2016年に始まった実験を経て、2023年末までにウェブ全体のデフォルトの方針となりました。
モバイルファーストインデックスとは、デスクトップ版ではなくページのモバイル版を、クロール、インデックス、ランク付けの基準として使うGoogleの方針です。2016年に始まった実験を経て、2023年末までにウェブ全体のデフォルトの方針となりました。
なぜ重要か
2026年には、世界のウェブトラフィックの約63%がモバイルデバイスから来ています。Googleは、ユーザーが実際に体験する環境でページを評価してこそランキングに意味があると判断したため、モバイル版が「本物の」版として扱われます。モバイルで欠けていたり壊れていたりするコンテンツは、Googleのインデックス上では事実上存在しないことになり、デスクトップにのみ表示されるものはランキングに何も寄与しません。
仕組み
Googleは2つのクローラーを稼働させています。
- Googlebot スマートフォン: スマートフォンのユーザーエージェントを使用します。現在のデフォルトのクローラーです。
- Googlebot デスクトップ: 二次的なケースでのみ使用されます。
モバイルファーストインデックスでは、Googlebotスマートフォンが見たものに基づいてGoogleがインデックスを構築します。本文、メタタグ、構造化データ、内部リンクはすべてモバイル版から抽出されます。
準備チェックリスト
レスポンシブデザイン: 推奨される実装方法です。モバイルとデスクトップで同じURLと同じHTMLを使うことで、コンテンツの不一致リスクを排除できます。
コンテンツの同等性: デスクトップに表示されるすべての本文、画像、動画、内部リンク、構造化データは、モバイルにも表示される必要があります。「モバイルには要約だけ」というのはコンテンツの損失として扱われます。
メタタグの同等性: <title>、meta description、canonical、hreflang、robotsタグはすべてモバイル版に存在する必要があります。
画像と動画のアクセシビリティ: 遅延読み込みはスクロールで発動させるべきで、画像や動画はモバイルでも同じURLと代替テキストを使う必要があります。
ページ速度: モバイルのコアウェブバイタル(LCP、INP、CLS)はランキングに直接影響します。
タップターゲット: ボタンとリンクには十分な間隔が必要で、テキストは読みやすいフォントサイズ(最小16px)を使うべきです。
別のモバイルURL(m.example.com)を使う場合
別のモバイルドメインやサブドメインをまだ運用している場合は、次の設定が必要です。
- デスクトップページの
<link rel="alternate" media="..." href="..."> - モバイルページの
<link rel="canonical">をデスクトップ版に向ける - 両方の版で同一の構造化データ
とはいえ、Googleはレスポンシブデザインを強く推奨しています。別のモバイルURLは長期的な維持コストが高くなります。
Sources: