ロンドンベーグルミュージアム 安国店の現地評判について

深みのある韓国旅行ブログ
Nov 12, 2023
ロンドンベーグルミュージアム 安国店の現地評判について

週末に安国駅の路地を歩いていると、あるカフェの前に立っている果てしなく長い列が見られる。 皆、ロンドンのベーグルミュージアムというベーグルカフェを訪問しようとする人々だ。 しかし、実際にそこを訪れた人々の意見を総合してみると、それほど肯定的な場所ではなかった。 韓国人が愛用するナムウィキを通じて、ロンドンのベーグルミュージシャン業の評判を調べてみよう。

出典: 毎日経済

1. 概要

ソウル特別市鍾路区栗谷路(チョンノグ·ユルゴクノ)の安国駅で始まった大韓民国のカフェチェーン。

近隣に位置した「カフェハイウエスト」と「カフェレイヤード延南」と同じ創業者が建てた前庭マルチブランドで、長い待ち行列で口コミを広げた後、2022年9月頃から法人を設立し協賛マーケティングを展開する一方、全国に少数の支店を出して事業規模を拡大した。

名前からも分かるように、ベーグルを主力に掲げる。 ポテトチーズベーグル、ワケギプレッツェルサンドイッチなどが有名だ。 韓国にベーグルブームを巻き起こしたカフェで、ソウルに位置するカフェの中で指折りのホットプレイスの一つだった。

社名が「ロンドン」が入るのもそうだし、売り場にすべての文字を英語で書いておいて英国企業が韓国に進出したと勘違いするかもしれないが、ただの純粋な韓国企業だ。 詳細は後述。

2. 議論

2.1.コンセプトエラー論議

2023年8月末からインターネット上で根本のない瓶の味カフェとしてカルト的な人気を集めたカフェ。

まずベーグルはベーグル文書を見ても分かるが、もともとユダヤ人の食べ物であり、米国に渡ったユダヤ人によって伝えられたベーグルがニューヨーク式にローカライジングされたのがまさに「ニューヨークベーグル(New York Bagel)」で、米国ではかなり認知度のある名物だ。

実はこのカフェで売っているベーグルも事実上この「ニューヨーク式ベーグル」と似たベーグルだが、いざ名前はロンドンベーグルだ。 このため、ベーグルと全く関係のない英国が突然なぜ出てくるのかに疑問を持った人が多かった。

これはロンドンのショーディッチ[1]に位置するブリックレイン(Brick Lane)というベーグル店をベンチマーキングしたもので、実際にもロンドンのベーグルミュージアムに同じ名前のメニューがある。

地図を見れば分かると思うが、あのブリックレインという店は粗雑なインテリアに安価でベーグルを販売する運転手食堂と似たような感じの食堂だ。 そしてイギリス風にローカライズされていない正統ニューヨークベーグルを販売する。 実際、ニューヨークでもベーグル店は粗雑なインテリアに薄利多売を志向する庶民らしい食堂がほとんどだ。 すなわち、ニューヨークのベーグル店をそのまま英国に持ってきただけで、ロンドンに位置するものだけを除けば英国とは何の関係もない店であり、むしろニューヨーク正統を標榜する。

にもかかわらず、同カフェはいきなり欧州スタイルの木材インテリアに、店内にエリザベス2世の写真とユニオンジャックを埋め尽くした。 そして何もサンドされていないベーグル一つ当りおよそ4~5千ウォンの割合[2]で高い価格を策定しておいた。 米国人や英国人から見れば失笑が出る。

さらに、ここで売っているベーグル自体が厳密には正統ベーグルでもないという批判まである。 ここで売っているベーグルは柔らかくコシのある方だが、正統ニューヨークベーグルは一度茹でて焼くのでとても密度が高く、韓国人が食べるには硬くて硬い感じだ。 [3] ロンドンとも何の関係もなく、ベーグルと見ることも難しく、博物館でもないわけだ。

また、店内のすべての文字が英語で書かれており、これがいわゆる「感性」というようなマーケティングを前面に出すため、事大主義を助長するという批判も多い。 消費者にハングルを使わずに英語だけを書いておくのが洗練されたという誤解を招きかねないからだ。 その一方で、メニューにカボチャを意味するpumkinをpumkinとするかと思えば、エビを意味するshrimpをshirimpという間違った綴りで書いておいたりもした。

結論的にこのカフェの問題点は、ベーグルという食べ物に対する真正性なしに、彼とは何の関係もない英国と高級化コンセプトを決めたことだ。 いわゆる「ヒップに見える」イメージだけを、それもでたらめに絞り込みながらもお金は高く受け取るため批判される。 実際、韓国にもはるかに正統なベーグルに近く、安価な店がいくつかある。 それでもこのカフェはとても商売が繁盛している。 それだけ人々が何も考えずにSNS上のイメージと有名税だけで消費するのだ。 もしかしたら、このカフェはそのような人々の心理を正確にキャッチしたものかもしれない。

2.2.チップボックス設置論議

ここまでならそうだが、売り場にチップボックスまで備え、インターネット上で途方もない論難の種になった。 問題は、英国にはチップがないということだ。 アメリカ式パンをアメリカ式営業方式で販売しながら、一体なぜアメリカではなくイギリスのカフェコンセプトを決めたのか…···

実はインターネット上でチップボックスに関して問題になったのはチップ文化自体の受電炉問題のためだが、このカフェ創業者性向を見る時(...)あんな受電炉らしい理由でチップボックスを設置したようではなく、ただ純粋にチップボックスがクールで格好よく見えてインテリア小物(...)として備え付けたものと推定される。

もしカフェ創業者が本当に悪い意図でチップを受け取ろうとしたのなら、ただチップボックスを備えるのではなく、顧客にチップを要求するようにしただろう。 そうでない時点から、あのカフェの創業者が悪い意図はなかったと見なければならないだろう。[4] 形がちょっと面白いだけであって···

それにもかかわらず、インターネット上であのチップボックスの存在に憂慮を示す理由は、このカフェが洗練された英米圏文化コンセプトを前面に出しているためだ。 上述した英語論難と同様にチップボックスもまた大衆に「クールで格好よく見えるもの」と認識され、これが他の業者にも流行のように広がる瞬間、手の施しようがなくなるためだ。 最初は他の業者もこのカフェのようにただチップボックスだけを備える程度だろうが、以後徐々にチップを要求する業者が出てこないという法律があるだろうか? このため、このカフェのチップボックスが不法ではないにもかかわらず、インターネットで大きな批判を受けているのだ。

[1] ホワイトチャペル近隣地域に若者が多く集まる聖水やニューヨーク·ブルックリンのウィリアムズバーグと似た地域だ。 いわゆるヒップな町。

[2] 米国で物価が一番高いニューヨークでも何もサンドされていないベーグルは1ドル内外で非常に安く、この店がベンチマーキングしたブリックレインでもマンベーグルは1ポンド、およそ1700ウォン未満だ。 ロンドンとニューヨークの物価は韓国よりはるかに高い。

[3] もちろん、これは現地化を考慮しなければならないため、無理はある。

[4] 事実、大韓民国でも自発的に出すチップは不法ではない。 もちろん、チップを要求したなら不法であってもいい。 ところでチップボックスはシステム上チップを出せと強要することがほとんど不可能なので···

出典:ナムウィキ, 毎日経済



 

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